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Photo by Kondo Atsushi
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「本物を見て、本物を真似て、本物の考え方や経験を自分の経験に照らし合わせることが、成長を加速させる」
山田幸代 #2
2022年2月に “昨日の自分を超え続ける大人を増やす”というテーマのもと、「THE WORDWAY」がスタートし、これまでに15人のアチーバーの声を届けてきました。今回は2022年締めくくりの「特別編」として、THE WORDWAYを主宰する山田幸代が登場します。山田は、ラクロスを始めた京産大在学中に日本代表に選ばれ、卒業後は日本人初のプロ選手として活動。2008年に単身強豪オーストラリアに渡ると、2017年のW杯に同国の代表として出場を果たすなど、日本ラクロス界の「パイオニア」として世界のトップで活躍を続けてきました。現在は選手としての一線は退き、国内外の様々なチームの強化に携わりながら、世界ラクロス協会の選手会理事、女子ルール委員会のチェアマンなどを歴任。ジュニア育成を中心に、競技普及に携わってきました。また自ら起業し、THE WORDWAYの運営やラクロスの国際マッチ「WORLDCROSSE(ワールドクロス)」を開催するなど、活躍の幅を広げています。道なき道を切り開いてきた歩みを振り返りつつ、THE WORDWAYを通して伝えたい思いなどを2回に分けてお届けします。Q:今回は「THE WORDWAY」について聞いていきたいと思います。2022年2月にスタートし、これまでに15人のアチーバーの声を届けてきました。あらためて、山田さんがTHE WORDWAYを立ち上がるにいたった思い、そして目指す未来について教えてください。
私が海外での生活やスポーツを通じていろんなことを学んできた中で、 自分が主体性をもって行動し続けていくことで何か後から生まれてくるものがあったなと感じていて、子どもたちが将来いろんな選択肢を持って社会に出て行ったり、いろんな選択肢を持って自分が成長することができる環境を、日本の中でも作っていきたいというふうに思ったのが始まりです。THE WORDWAYは、「行動変容マガジン」として、たくさんのビジネスマンに目標を超え続けて頂きたいと思ってまして、自分の目標を超えた後に見える目標を作れたり、何かをチャレンジするための一歩を踏み出してもらいくて作りました。Q:これまでアスリートだけでなく、お笑い芸人、茶道家、宮司など、幅広いジャンルのトップランナーの方が登場してきました。山田さんは、どういう方にお声がけしているのか、人選に関してのこだわりを教えていただけますか。
自分を常に鼓舞しながらでも行動し続けていらっしゃる方や、その世界の中で足跡を残したり、次の人へのメッセージを多く持ってらっしゃる方にお話を伺いながら、彼らの考えを聞いていただいた方々がヒントとして、自分たちの答えを導き出せるような、そんな方に出て頂きたいと思っています。Q:毎回、様々な反響があると思うのですが、山田さん自身の手応えはいかがですか?
私自身も彼らの話を聞いて学んで、話を聞いた次の日に何か行動に移している自分に気づいたり、出会ったりしてるので、やっぱりこういう思いをたくさんの人に届いてほしいなという風に思いながら、いつも記事をアップしています。もっともっといろんな機会でたくさんの人に見てもらいたいですし、これを聞いてどうだったかというフィードバックがもらえるような機会をどう作っていくかも模索しながら、まだまだ大きく育てていきたいなというのが本音ですね。Q:立ち上げの時から常々、どれだけ「質」にこだわれるかという話を繰り返してきました。
私が海外に行って感じたのは、本物を見て、本物の真似をして、本物の考え方、経験を、自分の経験に照らし合わせたらどうなるんだろうっていうのを、常に疑問を持ちながら生きてきて、自分の成長につながったり、成長のスピードを加速させてくれたのは、経験を形に変えてきた人たちの、やっぱり本物からの言葉や、トップオブトップから学ぶことが大きかったなと思うんです。だからこそトップオブトップの人達から話を聞いてもらうことが、みなさんのヒントになったり、成長の加速に繋がったりするんだろうと信じています。Q:山田さん自身も「受け手」としてトップを走る人の声を参考にしていたとのことですが、読者の方に自分事として吸収してもらうためにTWWが意識していることはありますか?
初めの印象で「すごい人だからできるんだろう」と考えてしまって、自分の中に入れ込むのが難しいというケースは少なくないと思うので、私たちは話を聞く時に、彼らの実績や戦績ではなく、アチーバー自身の生きてきた経験の中で、本当些細なことでもすごく大きな経験に変わっている部分っていうのを出し続けてると思うので、彼らの言葉のストーリーの中のこの一部分をもっと深く感じてほしいと思っています。/アチーバーであっても同じ人間ですし、社会人の一人として仕事の内容が違うっていう部分で表現したいと思ってるんで、そこをさらに追求していきたいと思ってます。Q:TWWによってこういう一歩が踏み出せたというような声も届いていると聞きました。
私がなぜ声を入れたかったかと言うと、耳と目で情報をキャッチすることで彼らの抑揚であったり、声の大きさ、スピード、そういう部分で伝わり方が全然違うなと実感しています。やっぱり私もアスリートの仲間と会ってお話を伺う方が、自分の心の中に響いて残る事が多かったので、やっぱり人の声で聞くことで浸透する、頭の中に残る長さは違うなと思うんです。なので、彼らが伝えたいことは声で伝えてもらいたいというのが1つと、アチーバーの方たちも自分の声で伝えるっていう事が自分の頭の整理にもなりますし、自分の声が読者の方を行動させたということが、伝えることの責任感であったり、彼ら自身の成長にも繋がる部分なんだという風に感じているので、声をコンバインさせるというのは非常に大事なことだと思っています。Q:THE WORDWAYは山田さんの思いに賛同した人たちが集い、大きな輪になってきていると聞きました。
このTHE WORDWAYを続けていくのもそうですし、アチーバーの声をたくさんの方々に伝えていくこと、コネクトしていくことっていうのは、私たちが最もやりたいことなのですが、その思いに賛同いただいているデロイトデジタル様には本当に感謝しています。デロイトデジタルさんも人と人をつなげる仕事をされていて、THE WORDWAYの想いを一緒に仲間として伴走していただいているっていうのは大変ありがたいなと思ってますし、デロイトさんと私たちだけでなく、アチーバーや読者の方の力を集結させて、これからも育てていきたいと感じています。Q:まだまだ成長過程ということですが、これからの展望、どんな未来を描いていますか?
そうですね。THE WORDWAYを通して、私たちの伝えたい芯の部分、アチーバーの方々が伝えたい芯の部分っていうのを読者の方々が感じていただいたり、読んでいただいたり、聞いていただいてフィードバックとして返ってきていることは非常に嬉しいことだと思っています。それを次は、読んで頂いた方が実際にいかに行動変容として自分の変革を怖がらずに楽しんだのかというところを共有することが、次のステップなのかなと思っています。例えば、小さなコミュニティを作って、THE WORDWAYの仲間となっていただいて、読者の皆さんの経験や、読んだ後に起こした行動をみんなで共有しながら、発表の場を設けたりできればなと思っています。これからも、是非THE WORDWAYを楽しんでいただければ嬉しいです!THE WORDWAYでは、読者から、アチーバーの記事を読んだ感想を募集しています。記事を読んだ感想、「昨日の自分を超える」トリガーになったこと、アチーバーの方々に届けたい思いなど、お送りください。いただいたメッセージは、編集部から、アチーバーご本人に届けさせていただきます! アチーバーに声を届けるPROFILE
- ■山田幸代(やまだ・さちよ)1982年8月18日、滋賀県出身。2001年大学と同時にラクロスを始め、翌年に、年代別の日本代表に選出される。その後は数々のタイトルを獲得し、2005年には日本代表としてワールドカップに出場。5位入賞の原動力となる。また、2005年には大学を卒業し、某大手通信会社に就職。社内でトップセールスを記録するなど、プロ活動を始めるまで営業職とラクロスを両立していた。2007年9月にプロ宣言し、オーストラリア代表としても活躍。現在は日本初のプロラクロス選手として活躍中。スポーツアンカーとしても活動し、数々の番組に出演中。
HOW TO
THE WORDWAYは、アチーバーの声を、文字と音声で届ける新しいスタイルのマガジンです。インタビュー記事の中にある「(スピーカーマーク)」をクリック/タップすることで、アチーバーが自身の声で紡いだ言葉を聞くことができます。 CATEGORY
Top Achievers from other areas are also on the way. Stay tuned!! IMPRESSIVE WORDS
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