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NEW WORDS
2024.04.08
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「何か物事を達成したければ絶対に諦めない」
青木宣親 #3
今回のアチーバーは、プロ野球ヤクルトスワローズの青木宣親さんです。歴代6位となる日米通算2703安打の記録を持つ青木さんは、早大卒業後の04年にヤクルトに入団。卓越した打撃技術を武器に2年目にレギュラーの座を獲得すると、その後は首位打者3回、最多安打2回など数々のタイトルを手にし、スター選手へと駆け上がりました。2012年シーズンにはアメリカMLBのブルワーズに移籍。ロイヤルズ、マリナーズなどでも活躍し、2018年に古巣ヤクルトに復帰を果たしました。42歳となった希代のバットマンが、キャリアを振り返りつつ、MLB挑戦を通して変わった野球観、リーダーとして意識している声掛けなどを語ります。今回は全3回連載の3回目です。
Q:ビジネスの世界でも、後輩や部下の指導法、育成で悩んでいる人は少なくありません。青木さんも後輩にアドバイスを送るケースは多いと思うのですが、特別に意識していることなどありますか?
基本的に、プロフェッショナルな人間に育てるには、やはり自覚を促すしかないと思っています。こちらは導くしかないですし、自分は何かを教えるっていう感覚はあまりなくて、とにかく導いてあげること。よく、インタビューとかで「青木さんが言えば、何でも聞いてくれるでしょ」と言われたりもしますが、全然です。本当に、聞かないケースが8割ですよ。指示待ち人間が本当に多いです。これはもしかしたら日本の教育が問題なのかもしれないですが、ちょっと列からはみ出る人間がいると「入りなさい」って言ってくれる。自分で気づくんじゃなくて、そういう教え方が影響しているのかもしれないですね。Q:昔のような厳しい指導が通用しなくなっています。難しく感じることもありますか?
教えを、自分には合わないという判断で排除してるんだったら、全然いいんですが、結局、本当の意味で変わろうとしてない人間、もしくはそれが響かない人間がほとんどなんです。響く人間と響かない人間がいるのは当然で、それはプロとして責任を自分で取るしかないんですよ。プロの世界は、頑張って結果を残せば、自分が理想としていた野球人生を送れるわけだし、何でもっと必死になれないんだろうと思ったりもしますね。
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THE WORDWAYは
“昨日の自分を超え続ける大人を増やす”
というテーマで届ける
行動変容マガジン。
目標に向かって挑み、乗り越え、
また歩み出す。
「THE WORDWAY」は、
「アチーバー」の「言葉」を
目と耳で感じ、
成長を続けるためのヒントを探ります。
自分を超えていくため、
彼らは何を変え、
何を変えずにいるのか。
目標が目標を超え、
夢が目標を超える時に
見える景色がここにある。
今の自分のゾーンから
一歩踏み出す、
挑戦する勇気が欲しい。
そんな全ての人に、
THE WORDWAYを贈ります。
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