NEW WORDS
2022.08.08
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2022.08.08

「環境に飛び込まないと、できるかできないかは分からない。でも、飛び込まない限り確実にできない」

田村大 #2

今回のアチーバーは、スポーツをテーマにしたイラストで世界から注目を集めている、アーティストの田村大さんです。田村さんは、学生時代バスケットボールに熱中し、高校ではインターハイでベスト8、大学でもプレーされました。大学3年時に幼い頃から好きだった「絵」の世界で生きていくと決意すると、卒業後に専門学校に入学。20代後半までは一般企業でデザイナーとして勤めますが、仕事を通じて「似顔絵」の魅力を知り、商業施設などで似顔絵を制作する会社に転職しました。7年間で3万人以上の顔を描き、2016年には似顔絵の世界大会「ISCAカリカチュア世界大会」で優勝。その後、プロバスケットボール選手の絵がSNS上で注目され、18年に独立。現在は、スポーツ選手だけでなく高級ブランドとのコラボなど様々なプロジェクトに携わりながら、アートの世界にも進出するなど、活動の幅を広げています。道なき道を切り開いてきた田村さんが大切にしてきたのは「目標に向けた明確な戦略」と「環境の変化を恐れない姿勢」。田村さんの「WORD」から一歩を踏み出すエネルギーを見つけてください。今回は全3回連載の第2回です。

Q:今回は、田村さんのキャリアを振り返りながら、自分の好きなことや、得意なことをビジネスにつなげるヒントを探っていければと思います。田村さんは大学卒業後に本格的にイラストや絵の勉強を始め、世界から認められる存在になったわけですが、まずは絵との出会いから聞かせて頂けますか?

絵に最初に興味を持ったのは、本当に物心ついた時からです。男兄弟ですし、父親もよく少年漫画を読んでいて、家にマガジンとかジャンプとかサンデーが必ずあったんですが、僕は内容より絵の方に興味があって、ただかっこいい絵が描きたいって気持ちで毎日描いていた感じですね。

Q:ご自身の最初の絵の記憶はどんなものでしたか?

父の日か何かに父親を描いた絵が「気を付けしてるね」って褒められたのが、すごく記憶にあって。みんなパーとかバンザイしているんですけど、僕だけ「気を付け」で描けて、「すごいね」って言われたんです。そう褒められたことで、「あ、得意なのかな」って思いましたね。

Q:前回のお話で、NBAの仕事をすることが田村さんの人生を切り開くきかっけになったわけですが、バスケットボールとの出会いは小4の時だったと聞きました。バスケと絵、学生時代の興味の割合はどのような感じだったのですか?

授業中はとにかく絵を描いていました。その時は、マイケル・ジョーダンの全盛期だったのでNBAの選手を思い浮かべて描いたりしていたので、放課後は身体を動かして、授業中はバスケの絵描いてみたいな。バスケットのことしか考えてないですけど、その表現が授業中は絵で、午後は自分でみたいな感じです。楽しい1日ですね(笑)。あっという間でした。

Q:少し話はそれるのですが、当時描いていた絵と、現在の田村さんの作品を比較し、描き方に違いはあるのですか?

当時の僕は誰かの影響を受けていましたし、いっぱい絵を見て、いかにインプットできるかだったのですが、今は絵をほとんど見なくて、とにかく絵以外のあらゆるジャンルのものから刺激を受けて、自分が今出せるものをアウトプットしようとしています。誰の影響も受けないようにというか、もうあまり絵を見たいと思わないというか、他のものの方が刺激がたくさんあるので、その違いはあると思いますね。

Q:現在は、どういうところから新しい感性を取り入れているのですか?

僕は「ライフイズアート(LIFE IS ART)」って言っているんですが、デジタルのツールとかiPadとかが進化して、ある程度のレベルの人って結構増えてきていて、下手な人があまりいなくなってるんですよ。逆に突き抜ける人も減ってきていているので、そこの差って技術とかツールじゃなくて、やっぱりどう生きてきたかとか、何を見て感じてきたかっていうのが大事だと思っているんです。そこを大事にすると、その人独自の表現になっていくと思うので、生きていく中で見たものとかを、なるべく素直に受け入れて、いいと思ったものはいいとして、何か活かせないかなって考えるんです。例えば、パフェを食べるときも何がこんなに食べたくさせたのかなとかをちょっと考えて、美しさなのかとか、色合いなのかなとか、それを毎日やってるような感じですね。

HOW TO

THE WORDWAYは、アチーバーの声を、文字と音声で届ける新しいスタイルのマガジンです。インタビュー記事の中にある「(スピーカーマーク)」をクリック/タップすることで、アチーバーが自身の声で紡いだ言葉を聞くことができます。

THE WORDWAY ACHIEVERS

毎週月曜日に順次公開していきます

  • Tamura Dai
  • Kitami Soko
  • Goromaru Ayumu
  • Nishitakatsuji Nobuyoshi

The WordWay

THE WORDWAYは
“昨日の自分を超え続ける大人を増やす”
というテーマで届ける
行動変容マガジン。

「昨日の自分を超える」ー。
目標に向かって挑み、乗り越え、
また歩み出す。

「THE WORDWAY」は、
「アチーバー」の「言葉」を
目と耳で感じ、
成長を続けるためのヒントを探ります。

自分を超えていくため、
彼らは何を変え、
何を変えずにいるのか。

目標が目標を超え、
夢が目標を超える時に
見える景色がここにある。

今の自分のゾーンから
一歩踏み出す、
挑戦する勇気が欲しい。
そんな全ての人に、
THE WORDWAYを贈ります。

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